日本のフィトテラピー第一人者、森田敦子が主催する植物療法の学校 ルボア フィトテラピースクール

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フランスにおけるフィトテラピー

日常に根付き、学問として体系化された
植物の知恵

風邪の気配がしたらタイムを煎じ、キッチンでやけどをしてしまったらラべンダーの精油をひと塗り。眠れない夜にはリンデンのハーブティーを、落ち込んだ心をもち上げたいときは胸元にローズを一滴。マルシェにはハーブが並び、あるものはそのままサラダに、いくつかは麻ひもで束ね、ブーケガルニとして活用する。人生を愛し、生活を楽しむことに長けたフランス人はまた、そのためには心身の健やかさが不可欠であることにも意識が高く、自然や植物の力が当たり前のように身近にあります。

街には「Herboristerie」(エルボリストリー)と呼ばれる薬草専門の薬局があり、店内には症状・目的に応じて処方されたティザンヌ(煎じ薬)、チンキ剤、精油やクリームなどがずらり。スタッフはもちろん薬草の専門家で、声をかけると症状から最近の食事、生活環境、ストレスについてなどたくさんの質問をし、答えに合った商品を選んでくれます。

言葉としては同じ症状でも、現れ方やつらさの度合い、その要因も人によってさまざま。そして、似た効果をもたらす薬草も、種類によって成分と組成、活性の仕方が異なります。そうした知識と理論、愛ある観察眼をもって最適なマッチングを提案する。それが彼らの仕事です。

そうした歴史と生活文化を背景にもちながらも、 フランスにおいてフィトテラピーが学問として体系化されたのはここ数十年のこと。植物の薬理作用についての研究が進み、伝承療法にエビデンス(科学的根拠)という裏付けがもたらされたこと、生活習慣病の増加により予防医療の重要性が説かれ、その担い手としてフィトテラピーの役割が再認識されたことが後押しとなり、1982年、パリ第13大学 医薬学部に植物療法学科が開設されました。
フランス最高峰の智慧が集積する国立大学、その医学部のカリキュラムに伝承療法のフィトテラピーが加わる。これはフランス同様、植物の知恵が日常に根づいたヨーロッパ諸国においてもまだまだ先駆的な試みでした。AMPP(フランス植物療法 普及医学協会)を立ち上げたのもその立役者たちで、ルボアの特別顧問、べランジェール・アルナール先生もメンバーの一人。パリ第13大学で教鞭をとり、優れたフィトテラピストを育成したアルナール先生の教えが、ルボアのカリキュラムの根幹です。

法律の改定に伴い、かつて2万軒あったといわれる「Herboristerie」は年々減少してきてはいますが、それでも何軒かの「Herboristerie」は健在。フランスを訪れれば、フィトテラピーが暮らしに根づいていることをそこかしこで実感できます。オーガニックスーパーにはたいていティザンヌや精油、フラワーエッセンスが並んでいるし、フィトテラピーに基づいた錠剤やカプセルが開発され、一般的な薬局で選べるようにもなりました。AMPPとアルナール先生の活動はますます精力的で、いつもルボアとそこで学ぶ私たちを温かく、力強く支えてくれます。

植物の知恵は人生をイキイキと楽しむために欠かせない、そし てこれからますます必要となっていくもの 。その原点にいつも立ち返らせてくれるのが、フランスのフィトテラピー です。